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社会評論風?

このところエネルギーのバランスが変わってきているので、安定を崩さないように注意する時期である。もう一度ダスカロスのエソテリック・プラクティスを見たりしているが、他にもいろいろある。だがエネルギー的な技法はたくさん知っているが、何を使うのが適切なのかというのはかなりカンに属することである。

さてこの前書いた家族会の反応については、批判のメールが何百通も来たという記事が新聞に出ていた。たしかにあそこまで罵詈に近い言い方だと見ていて不快感を抱く人が出るのは当然である。そもそもああいうネガティブな波動はあまりマスメディアなどで流すべきではないと思うが・・新聞にコメントが出るのを見るのと全然心的効果が違うのである。また、2ちゃんねるには家族会のバッシングをするスレッドまであるらしい。やはり恐れていたことだが、十分に注意しないといけない。下手をすると世論の支持を失うことになる。今度の訪朝が参院選前の政権浮揚を意識したものであることは明らかで、少なくとも五人の家族が帰ってくるのがくり返し映像で流されれば多くの国民は好印象を持つだろう、というメディア効果の計算があったにちがいない。それにしてもここまでネガティブな言動を浴びせられると、反撃しようという fight or flight の反応が起こるものだが、政治家というのはその点強靱である。世論は家族会には必ずしも同調しないと読んで、何を言われても忍の一字を決め込んだのか。まあ、そのくらいのことができなくては長期間政権を維持したりはできまい。

それにしてもちょっと気に入らないことがあるとすぐにバッシングメールや掲示板書き込みなどを繰り返す人が今の日本には相当多いのである。先日のイラク人質事件など・・ある新聞の論説では、競争社会の中でストレスを抱えている人は、そういう社会のしがらみから自由に行動しようとする人を「いいかっこするな」という敵意を持って見るのではないか、という。つまりは「ルサンチマン社会」になりつつあるのではないか、ということだろうか。私も「何を偉そうな」という感じのバッシングメールを受け取ったことがある。しかし、こういう行為を行う人は、そういう自分がいかにつまらない人間であるかということも内心ではわかっているのだから、そうするとますますルサンチマンが募ることになるだろう。こういうストレス社会を生み出したのは、このところの構造改革なるものは、実体的にはサーチャーリズムの弱肉強食社会への転換にある。だからそういう政府の政策は根本的に間違っているのだが・・どうすればよいのかといえば、それは北欧型の福祉社会への方向転換である。あれが最も霊性というものの親和的な、霊性を育みやすい社会形態である。これは、収入の半分を税金に納め、それによって高齢者や弱者を支えるという世の中だということである。「自分で稼いだものは自分で使って何が悪い」とか、「自分のことは自分でしろ」というのは強者の論理であって、強者の立場に立てる人のみが言える言葉なのである。いま、「迷惑をかけてはいけない」という一見伝統的な倫理のようなものが、そういう強者の論理による弱者無視と連動していわれているような気もする。自分ではすべてをすることができず、人の助けを借りなければ生きられない人間がいるということは、自分が家族にそういう人がいない限りなかなか気づかないものであるらしい。迷惑をかけ、またある面では助けられして支え合うのが本来の社会のありかたであり、霊性親和的な社会制度である。

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