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アマチュア哲学

どうもこのココログは深夜に重くなる。書き込みに苦労した。

思想哲学の文献についての便利なウェブページがある。
http://watanokuni.at.infoseek.co.jp/pensee.html

筆者のプロフィールはわからないが、たぶん、哲学専攻の大学院生だろう。かなりアカデミズムに精通しているので、ある程度有名な大学かもしれない。情報としては役に立つページ。
この人は特にドゥルーズの思想に心酔しているらしい。

ただ、私は哲学についてはアマチュアではあるが、そもそも哲学というものが煩瑣な論議に陥って生における意味を見失う傾向があるのを常に警戒している。とくに近代以降その傾向が強まっている。
ドゥルーズというのは乱暴に言えば「タオイズム的思想」といえる。永遠の生成が循環するみたいな世界イメージである。だがそこには、業も輪廻もまたないし、自分の根拠を深く探っていくという自己探求もまたない。「自己なんてないんでしょ」と簡単に言ってもらいたくはないのである。自己の問題はそんなに甘くない。もっとも、ドゥルーズが既存の哲学のスタイルを解体したことは評価すべきだが。

哲学というものも、まずその思想家の基本的な「世界イメージ」があって、そのあとにそれを細かく論理的に表現する過程がつづく。だから最初にあるのは直観である。その直観がどれだけ深いものか、というのは単に論理だけから導かれるものではないのだ。

私はどうも自分がやっていることが「哲学」なのかどうかあまり確信が持てない。現代文化的意味においては哲学ではないであろう。しかし古代的、ルネサンス的意味においてはそう言ってもいいだろう、という感じだろうか。私がやろうとするのは過去の哲学者の思想の研究ではなく、人間的事象に沿っての探求なのだが。それこそ本当の意味で哲学なんではないか、とも思う。

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