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2004.11.20

新しいタロット

今度、Radiant Rider-Waite Tarot を買った。ライダー=ウェイト系のいちばん新しいバージョンである。これ、なかなか強い波動を持っている。私は最初、サイトで見たときは「ちょっとコワイかも」と感じていた。人物のまわりがまるでオーラみたいな光に包まれたりしていたからだ。しかしよく調べてみると、このカラーリングをしたアーティストは決してオカルティストであるのではなく、他にマザーグース・カードだの子ども向けのプレイングカードをつくっているデザイナーであるらしかった。そういう実績からカード会社が起用したのだろう。カードが来てみると、それほどコワクない。波動がクリアーに強くなってカードが読みやすいという感じ。実占には向いているような。これに対して、前に紹介した Universal Waite Tarotはむしろ女性的なというか、そういう波動がある(カラーリングをしたのはハンソン・ロバーツという女性で、彼女独自のタロットも有名である)。このケースの箱には、子どもが鳥と戯れている絵と、ペンタクルのクイーンの絵があるのも象徴的だ。ペンタクルのクイーンは全タロットカードの中でももっとも「母性」を示している「地母神」のシンボルなのだ。そういう安らかな安心感、母親的なものがユニバーサル・ウェイトにはある。レイディエントもユニバーサルもどちらも私には手放せないものである。

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