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妖怪の話とか

『クォンタム・タッチ』に関してまた反応があったが、いや、いいでしょう、あれは。エネルギーでわかる人は話が早くよい。これがまた、バーバラ・ブレナンの英語版なんかは、こうすぅっと引き込まれるような奥深い波動があって、まるで山奥の神社みたいな感じである。しかしそのブログで紹介されている『気の発見』もよさげなので、今度読んでみますか。

水木しげる・・『神秘家列伝』全三巻読了です。あんまり神秘家じゃない人もまじっていたけど・・おもしろかったですね。次にちくま文庫から出ている「妖怪ワンダーランド」のシリーズなんだが・・かなり昔の作品も収められているのだが、昔のものは、最近の作品ほど波動が安定していない。特に売れるようになる前の作品は、やっぱりなんだか、失礼ながら「貧乏くさい」というか、ポジティブな波動に乏しいので、あまり読む必要ないかも。しかし作品によっては、もうすさまじい破壊的なまでのイマジネーションの爆発で、思わずその世界にひきずりこまれるような迫力がある。まあ、玉石混淆なんで、資料的価値という作品をのぞいて、純粋に傑作だけを選べば、こんなに8巻もいらず、せいぜいその半分くらいでいいと思うのだが。たとえば最初の『ねずみ男の冒険』なんかはほとんど駄目だね。第二巻『妖怪たちの物語』の「やまたのおろち」「妖怪水車」なんかはすごい。最初から順番には読んでなくて、ぱらぱらめくって、いけそうな作品を読むんだが、いままでで見たうちいちばんすごいのは第四巻にある「コロポックルの枕」かな。なんというとんでもないイマジネーションの爆走! ほとんど卒倒しそうになった。ここまでくると、描いてる方も想像力の自己中毒みたいになるかも。やっぱり水木妖怪マンガの神髄は、破壊的、暴力的なまでのイマジネーションの爆発にあるんですね。これは「激しい作品」なのだ。今の私でさえ時にタジタジとなるので、子どもなんかが怖くて寝られなくなるのも当然である。しかし、怖くて寝れないくらいのことは経験しなくちゃちゃんとした大人にはなりません。

第五巻に入っている「妖怪屋敷」という作品は、子どもの時読んだ記憶がある。なんというかものすごく怖かったのでかなり鮮烈な印象が残っているのだが。これは、ある少年が、妖怪につかまって、何かビニール袋のようなものに入れられてしまう。実はそれは霊になるということで、他人からは見えなくなる。よく見ると人間にはみな、祖先たちの霊がたくさん、同じような袋にはいってついている、というのだ。少年はぶじ元に戻るのだが、このヴィジョンはものすごく怖かった。今だと、「祖先の霊が見てる? そんなのあたりまえじゃん」という感じなんだが(^^; このマンガでも、べつに怖いものとして霊を描いているわけではなく、子孫を見守る優しい存在として描かれているのだが。私が、霊をこわいと思わなくなったのはいつ頃からか・・考えてみれば、人間もみんな霊なんですけどね(笑) でもこの、ぷよぷよした袋みたいなのに入って浮かんでいるというイメージが妙に鮮烈すぎてね。でも、「妖怪水車」でもそうだが、死者たちの世界は優しくもある。死者の世界を拒否せず、死者と共存していることを受け入れてしまうとなんだか生きているという感覚が違ったものになってくる。それもまたかなりの快感だったりもするのだ。

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