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中間的知性について

さて、このまえ「中間的知性」について少し書いたが、「中間的知性について書いてある本はあるのか」という問い合わせをもらった。これについては、今のところ『魂のロゴス』くらいであろう。右側にそのリンクがある。なにせ、これは現代の知的世界における最大のタブーの一つであろうから、ほかにはあまり見あたらないと言っていい。しいてあげれば、稲垣良典『天使論序説』(講談社学術文庫)。これは、世の中には、本気で天使を学問的に論じようという人がほかにいるのか、とかなりびっくりした記憶がある。ただ、著者はトマス・アクィナスなどを専門としていて、これもカトリック的な中世哲学をベースとしている(その当時は、「天使論」はきわめてまじめな学的領域であった。つまり、神学・テオロギア、天使論・アンゲロロギア、人間論・アントロポギアが三分肢としてあったのである)。そのために、「現代的」かというとあまりそうではない。

4061592327天使論序説
稲垣 良典
講談社 1996-06

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中間的知性について語るためには、同時に「人間的知性」と「神的知性」も解明されなくてはならない。この三つは常にセットで考えるべきなのである。

昔の思想で言えば、クザーヌス、ライプニッツなどがすこし参考になる。

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