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2005.09.02

「のだめ」人気爆発中・・らしい

エルガーのチェロ協奏曲を聴いてみたらけっこうよかったので、エルガーを少し集めるか、とも考え中。情報源の一つは、山尾敦史著『近代・現代英国音楽入門』なのだが・・ エルガーのバイオリンソナタというのも必聴アイテムとしてあげられている。・・これってよく考えたら「のだめ」で、千秋のおじいさんが愛好していたという曲では・・ 五嶋みどりによるフランクのバイオリンソナタとのカップリングをアマゾンで検索する。で、アマゾンでは「これを買った人は、こんなのも買ってます」というのが出ることはご承知だろうが、それが、

モーツァルトのオーボエ協奏曲
モーツァルト・二台のピアノのためのソナタニ長調
ベートーヴェンのバイオリンソナタ「春」
ストラヴィンスキー・「ペトルーシュカ」からの三楽章

・・などが並び、「えっ、これ全部のだめに出てくる曲じゃ・・」というのはあまりに明白。「春」は別として、あとはかなりマイナーな曲といわねばならない。これはある程度クラシックを聴いてる人が、「のだめ」の中に出てくる曲でコレクションにないものがあるのに気づき、それを買おうとしている行動ではないかと思われ。しかし私はもちろんのだめの影響でエルガーを買うのではありません! もっとも、ホリガーによるオーボエ協奏曲も買おうとしていることは事実だが(笑)、それはモーツァルトの管楽器系協奏曲ではオーボエとファゴットだけがないからである(もっともオーボエ協奏曲はフルート協奏曲の編曲版であるらしい)。それにしても「のだめ」人気がいかにすごいかを実感した一瞬であった、というお話でした。

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