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2005.10.30

秘伝について

「秘伝」について・・

「拳児」ワイド版第五巻315ページ~ 台湾の蘇老師は、拳児に馬歩站庄をやらせ、そして氷や火の玉をイメージさせる。

蘇老師: ただ漠然とやるよりも、イメージすることによって効果が異なることがわかったかね? ただし、正しい段階でやらなければダメだ。
拳児: わかりました。
蘇老師: 同じ套路を学んでも、ただ形だけを学ぶ者と、それにともなうイメージを学んだ者とでは、練習の効果や内容が異なってしまう。
拳児: それが秘伝なんですね。
蘇老師: そうだ。秘伝を授けられたものと形式だけを学んだものとでは大きな違いが生じるが、外見からは判断できない。我々の八極拳には、姿勢、動作、呼吸、技の用法のすべてに特別な秘訣があり、それは学ぶにつれて段階的に変わっていく。劉老師から正式入門の許可を得た拳児は、これからそれを修行するのだ。
拳児: はい!

やはり秘伝とはイメージ法だったのだ。それは固定したものではなく、修行の段階ごとにあるのだということ。
よい師につくということは、ここの差なのである。そういう秘伝は弟子の段階にあわせて口伝で伝えるのが中国の伝統であるらしい。今まで出ている気功や武術の本なども、すべてそうした前提の上で、少し上級のイメージ法は一切書いてないと思わなければならない。本というのは自分の弟子になることを誘うための便法にすぎないのかもしれない、と言ったら言いすぎであろうが・・ 『気功革命』が「革命」であるゆえんはそういうことなのである。

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