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百億の昼と千億の夜

こんなの読んでみたけど。光瀬龍原作、萩尾望都の『百億の昼と千億の夜』
一種のメタフィジカル・ファンタジーですね。その規模の壮大さはなかなかすごかった。
宇宙の多層次元を飛び回る。私も才能があればこういうメタフィジカル・ファンタジーの小説でも書いてみたいと思う。この作品は、世界観的にはちょっと違いを感じるけれども・・ でも、すでに「マトリックス」的な発想を先取りしている部分もある。ある意味で、すべての現実は共同幻想なりと読み切って、そこから多層の現実が共存する宇宙ヴィジョンを導いている。それらすべても根本的に幻想だと示唆しつつ・・

「ナザレのイエス」も出てくるが、その描き方には腰を抜かす(笑) わたし的にはかなりウケたけど。イエスとユダヤ教の教えの関係は、完全に逆である。
それと阿修羅王。すごいかっこいい。よく見ると女の体をしているが、その凛とした表情にはかなりしびれたりする(まあマンガを読むには、そういうミーハーの要素もありだろう)。

坂本政道の『死後体験III』で、宇宙の果てのヴィジョンを見てしまってしばし呆然とするというシーンがあったが、そのような虚脱感をもたらすような圧倒的な宇宙感覚があった。

しかし文庫版のコミックスというのは小さすぎて、目が疲れていけない。少し年を取ったら読めないね。

百億の昼と千億の夜百億の昼と千億の夜
光瀬 龍 萩尾 望都


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