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2006.06.24

シベリウスはタオの音楽

ひさびさに聴いたけど、シベリウスの音楽はかなりgoodである。
これは言うなればタオ・ミュージックかもね。つまり目に見える自然の「手前」にあるエネルギーの流動のようなものが感じられるのだが。

きょうは洗礼者ヨハネの日なのだそうで、本来なら「ニュルンベルクのマイスタージンガー」でも聴かねばならないところだが、シベリウスに走っていた。

特に交響曲5~7番! その後は、3番とヴァイオリン協奏曲かな。
2番ってのが有名だけど、シベリウスの真価は5番以降にある。

いってみればドイツ音楽が「京都」だとすればシベリウスは「北海道」かな(なんじゃそりゃ)。
つまり、ぶあつく堆積しているものがなく、自然の流動する「気」がごく近くにあるという感覚というか。
やっぱ、タオですよ~
フィンランドって一回行ってみたいですね。冬はパスだが・・

演奏は定評のあるベルグルント指揮ヘルシンキ・フィルがよろしいのではなかろうか。
この「ひんやり」した感触はなんともいえません。

Sibelius: Symphonies Nos. 5-7; The Oceanides; Finlandia; TapiolaSibelius: Symphonies Nos. 5-7; The Oceanides; Finlandia; Tapiola
Jean Sibelius Paavo Berglund Helsinki Philharmonic Orchestra


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