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ダスカロス再読

偶然、マルキデスのダスカロス三部作の二、『太陽の秘儀』を本棚から抜くと、そのまま読み始めてしまった。
この三部作は、スピリチュアル的世界観を知る上での現代の基本文献の一つで、右のブックリストにも出してある。ここにあるのはすべて基本書だが、ダテに出してあるわけではなく、本当にここにあるのをみんな読めば、おおよそのことは理解できてしまうようになっている。逆に、こういうのをほとんど読まずにスピリチュアル関係のことを公に書くとしたら、ちょっと勉強不足じゃないかと思ってもいいくらいだ。

訳の方はだいたい問題ないんだけど、ちょっとチェックが甘いところがあるなあ。たとえばp35の「ウエルタンシャン(世界観)」って何? Weltanschauung はドイツ語で「ヴェルトアンシャウウンク」でしょう? それからp50の「精神科医反対派」は anti-psychiatry のことで普通の訳語では「反精神医学」のこと、これはレインなんかの一派のことを言っている。しかもそのレインについてはなんと「レング」と誤訳してる(p56)。たしかに Laing がレインなんて、知らなきゃ出てこないんだけど。このへんはプロとしては詰め甘しだ。

やっぱり著者マルキデスはいちおうアカデミックの人だから、そういう心理学や思想関係の術語が出てくるんだが、訳者はちょっとそういう知識に不足している。これはまあ、ちょいと原稿をチェックしてくれる人がいればすむことなんだけど、それを怠っているのは出版社の怠慢だな。頼まれれば私がやってあげるんですけどね・・

それはともかくたしかに本の内容はいいです。この三部作を読めば基本的な霊的知識はほとんど身につく。ダスカロスの説明はひじょうに論理的である(もちろん「証明」を提供するものではないが)。いま第二章まで読んだが、ここでは精神病とエレメンタルの関係について述べてある。

たしかにダスカロスの言うとおり、実際に霊がとりつくなんてことはそうめったにあることではなく、大部分はエレメンタルに影響されているケースであるらしい。かんたんに「霊障」とか言うが、そういう「除霊」が必要なケースなんてそうあるものではなく、ほとんどはエネルギーのバランスの問題なんじゃないかと思う。

特にカウンセリングだとか、そういうネガティブなエレメンタルに影響されている人や家などを対象に仕事をする人は、それに対する防御法というのを知っておく必要がある。たとえば、フラワーエッセンスとかアロマなど、エネルギーレベルに作用するものをうまく使うのが効果的であるような気がする。自分のエネルギー体を調整するという知識や技術はおろか、そういう概念さえもない精神科医とかカウンセラーなんて、かなりつらいものがあるんじゃないかって気がするんだが。それはこういう「魂の技術」が、現状ではいかに未開であるかということだ。ほんとに今の地球ってまだまだ未開社会なんですよ。宇宙的基準でいえば。

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