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2006.09.30

本のエネルギー

石をいろいろ買う前に、とりあえずクリスタル・ヒーリングの全体像を知っておこうと思って本を読んでいる。

カトリーナ・ラファエルの『クリスタル・エンライトンメント』『クリスタル・ヒーリング』の二冊を古本で入手。

最近はできるだけアマゾン・マーケットプレイスか「日本の古本屋」サイトを利用して古本で買っている。これだけ買う量が多いと、数百円ずつでも違っているとけっこうばかにならない違いとなる。

ただ古本にはリスクもある。マーケットプレイスの場合たまにけっこう汚れている本がある。そういうときはクレームのメールを送って、値引きしてもらう。これは古本に限らず通販全般にいえるが、ちゃんとクレームしたり返品したりするエネルギーがなく「まあいいや」ですませようとする人は通販には向いていない。きちんと権利は行使しないと。日本人には「まあいいや」が多いが、これが習慣になると人生全体にあまりろくなことにはならない。

それと前のオーナーのエネルギーが残っているときには浄化することになるが、そういうことはめったにない。

今度の二冊はちょっと使用感があり、普通の本ではなくエネルギー関係の本であるため、念のため浄化しておこうかと思ってエネルギーを送ってみた。すると・・おや、これは何? なんだかすごい強烈なエネルギーを感じる。しかしどうも前のオーナーのエネルギーが残っているものではないようである。邪気ではない。むしろポジティブなエネルギーである。どうもこれはこの本そのものがもっている波動であるらしかった。こういうことを感じるのはあまりない。もっとも本にエネルギーを送ることはめったにないので、今までに感じなかったのかもしれない。送るということは同時に感じやすい状態になるということでもある。
ともあれすごく強かったので、自分のもっている最高のものを使ってみるとかなりなじんできたみたいので、そこでおもむろに読み始める。・・しかしどうもやっぱり少し感じる・・特に眉間のあたりに。気持ち悪いというのではなく少し緊張感のような感じで来ている。

少なくとも著者のカタリーナさんってかなりのものじゃない? という感覚はあるのだった。そういえば出版社も「和尚エンタープライズジャパン」というのはコアですね(^^; 内容は和尚と関係ありません。

だけど、裏表紙にはなぜか、上半身はだかの男性が横たわり、その上にいろとりどりのクリスタルが並べられた写真が・・これを見るだけでかなりの人は引きますね(笑) ディープな人のみ読みなさい、というメッセージみたいである。

490061209Xクリスタル・エンライトンメント
カトリーナ・ラファエル
和尚エンタープライズジャパン 1992-01

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2006.09.28

『人生のしくみ』

まだ読んでなかったことを思い出し、越智啓子の三冊目の著書『人生のしくみ』を読んでみた。

こちらは最近のエンパワメント本に比べるとある程度「内容」もある(最近のは内容よりただ「エネルギー」だけみたいな本が多いが)。特に注目なのは「光の仕事人」という章。これは統合失調症とかそういう病気の人は、実は「向こう」の人々に光を送るという仕事をしているというケースもあるんだ、ということが書いてある。この世的に見れば何の役にも立ってないように見えて、実は霊的には重要な仕事をしているということがあるということ。

実際に病気持ちの人はぜひ一度そこだけでも読んでみることをおすすめしたい。

それからアロマやクリスタルのレシピもちょっとだけ載っている。

4198616973人生のしくみ
越智 啓子
徳間書店 2003-06-26

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クリスタル

『不思議クリニック』の流れから、クリスタル・ヒーリングについて知りたいと思うようになった。

まずはジュディ・ホールの『クリスタル・バイブル』ってのを買ってみた。これはなかなか詳しいし、スピリチュアル情報もかなりのっている。
日本で出ているこういう実用書というのはヴィジュアル中心で情報量が少ないのが多いので、どうせすぐにそういうのでは満足しなくなるだろうと思って、最初から詳しそうなのにした。英語圏では、実用書というと厚ければ厚いほどオトクという価値観があるみたい。日本人はヴィジュアル型民族ということなんですねえ。ということなので翻訳ものというのはだいたい向こうで定評のあるものが多いし、あたりが多い(翻訳がまずいこともあるが、これについては大丈夫)。

そうはいっても結局これ一冊ではなく、ほかに数冊注文することになってしまった。
というのも大学院の時に受けた訓練から、何かについて知りたいと思ったら、ともあれその分野の主要な文献は何かというのを調べ、それをみな読んだ上で、一致点や不一致点を整理し・・というようなことをやるのが習性になっているためなのであった。院で勉強した具体的なことはほとんど役に立ってないかもしれないが、そういうことはしっかり定着している。みなさんはいいと思ったらその一冊だけでいいんですよ。

私はもう理屈、理論的なことは今のところ勉強する必要がない、というか時期でないと思っているので、もっぱら「ハウツー」の世界に興味がある最近である。「そこ」へ行くのにどういうやり方がいいのか、ということだ。

4882823543クリスタルバイブル
ジュディ ホール Judy Hall 越智 由香
産調出版 2004-03

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2006.09.25

アロマの本とか

『不思議クリニック』に触発されて、クリスタルの本を注文してしまった。アロマについても改めて研究してみようと思っている。ヴォイスヒーリングは、『ハトホルの書』にも出ていた。

ジャスミンとか、ローズ、ネロリなんかも出ていたが、ああいうお高い精油って、みなさんお持ちなんですかね? なかなか、自分へのプレゼントと思わないと買えないですね~ ある意味ですごいゼイタクな行為ですよね。グルメ的というか。

精油はもっぱら「生活の木」を使っている。理由は、なんといっても3mlの小瓶があるからで、アロマの種類をいろいろそろえたいというとき、そんなに頻繁に使わないのも多いわけで、そういうとき小瓶はありがたいのです。質的にもわりといいと思うし。多用するのは、ラベンダー、クラリセージ、マージョラム、スイートオレンジ、サンダルウッド、ベルガモットあたりだ。

で、『スピリットとアロマテラピー』って本いいですよね。各精油のもっているエネルギーの本質に入りこんでいくような叙述にはひきつけられる。東洋医学とも関連させてるなんてなかなかいけてます。これをじっくり研究するとえるものが多いと思う。

4894790394スピリットとアロマテラピー―東洋医学の視点から、感情と精神のバランスをとり戻す
ガブリエル モージェイ Gabriel Mojay 前田 久仁子
フレグランスジャーナル社 2000-12

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あとはまあ、パトリシア・デーヴィスさんの『サトル・アロマセラピー』も定番で、有名ですね。いろいろ、使えます。私は最近あんまりやってないけど。

0852072279Subtle Aromatherapy
Patricia Davis
Random House UK Ltd 1991-11-08

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あとはこれ? 私は、パトリシアの本のほうが好きだけど・・

0553505793The Fragrant Heavens
Valerie Ann Worwood
Bantam 1999-11-01

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まあこのへんが、アロマのスピリチュアルな応用ってことで参考になる。

あとはふつーに

医者の書いたアロマ本ということで、参考にしてる。ほんとは同じ著者の別の本なんだけど、品切れなので、だいたい似たようなもんだろうというのをあげる。

4837611044医師がすすめるアロマセラピー―花粉症、ぜんそく、肥満、自律神経失調症、皮膚病、月経痛に効く
川端 一永 日本アロマセラピー学会
マキノ出版 1999-02

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あと最後に入門書になったが、これも馬鹿にすべからずだ。なかなかまとまっていて、最初の一冊には最適。

4262128229はじめてのアロマテラピー
佐々木 薫
池田書店 1998-06

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というわけで私のアロマ生活の一端をご紹介した次第。

『不思議クリニック』に思うこと

面白いのでひきつづき『不思議クリニック』を二回目で読んでいる。
それで『生命の子守歌』も読み返してみようと思ったら、いくら本棚を探してもみつからない。こういうことがあるんですよね、本が多いと。

最近の越智啓子の本は人生エンパワメント本が主流になっているので、具体的なヒーリングの過程を詳しく書いているような部分が少ない。その意味で『不思議クリニック』と『生命の子守歌』は貴重。ある意味でこういう有名になるちょっと前というのが、患者側にとっては「旬」だったのかもしれない。

私としては具体的なヒーリング手法、たとえばクリスタル、アロマ、ヴォイスヒーリング、エネルギーの透視などに興味をひかれてしまう。特にクリスタルは今後やってみたい分野だ。いちおうパワーストーンのブレスレットもしていて、石の波動効果というのはわかるつもりだが。

しかしやっぱり、人生こうやりなさいというより具体的な症例のほうが感動するものが多いんですよね。たとえばヒーラー自身が厳しい浄化を経て、終わったときに天使たちの祝福を受けたとか・・それと類似したことは私も経験してるし(えっそうなの? といまさら驚かないでもらいたいが・・もちろん詳細はヒミツである。もしかするとハッタリかもしれませんよ)。ネガティブなエネルギーが「光へあがっていく」てのも実際に見たことはある(同じ注釈)。マンガでもそういう光を患者さんが見たというケースが出てるし、そういう見る能力なんて潜在的にだれでもある。しかし私にとっては過去のヒーリング修行で経験したことがいろいろ出てきてちょっと懐かしさもあり。こう書くといかにも現在の商売が「世を忍ぶ仮の姿」であることがバクロされてしまうが・・いやべつに、たいしたことはないのよ。今はそんなに見えません。そういう状況の時だけね。
(なおマンガでは天使というと必ず羽根がついているが、いつもそういうふうに見えるわけじゃない。羽根なんてついてなくてただ光のように見えることのほうが多いと思う。もっとも羽根らしきものがついてるように見えたこともあるかな)

なんてことをここで書いてしまえるようになったのも私自身がだいぶ解放されてきたからかもしれませんな。

私自身としてはやっぱり坊さんの過去生が多いようだ。一説によると宗教指導者だったこともあり(どの宗教かわからないが)、そこでは少し真理とは関係ないこともまざっていて、信者を迷わせたのだとか。これは自分自身で見たものではないので全面的に信じているものではないが、ただ現在の私は、霊的なことがらで不十分なことを書くことは大きなカルマを作ることになりかねないので、そうお気楽に書き飛ばすことができないという思いが強いというのはある。本当にそういう過去生があったかはわからないが、そういう霊的なリーダーシップの誤用ということは過去に学んだ経験があると思われる。そういうことなのかどうか、私はマスコミで売れて支持者が何十万人も、なんてことになるのはごめんだという感覚がある。まったく知られないでもこまるが、「知る人ぞ知る」というくらいが居心地いいというのはあるかもしれない。とはいっても、私も新しいステージに移りつつあるようなので、今後は今の十倍くらいの規模は受け止められそうである。そのように自分に対して制限を緩めれば、そうなっていくだろう。

――もっとも私は根本的に「広報係」を第一の使命とはしていないと思う。それよりも坊さん的エネルギーが強いので、やはり求道モードというか、自分自身がどこまで達せられるかということに主要な関心があるといえるかもしれない。人に伝えるというのは副次的なものであるように思われる。

2006.09.23

不思議クリニック

いや~ 今さらという感じだが、『サイキックドクター越智啓子の不思議クリニック』ていうマンガを読んだ。これ、超・超・超面白!!でした。

もちろん内容自体は『生命の子守歌』とかで、知ってる内容ではあるが・・絵も少女漫画系であるがかなり良く描けている。ここで注目されるのは啓子センセイのヒーリング手法がかなり具体的に描かれていること(最近では違って来ているのかもしれないので、当時のものだが)。ハンドヒーリングにアロマ、クリスタル、フラワーエッセンスなので、霊的ヴィジョンは必要に応じて出てくるという感じだ。クリスタルの種類やアロマのレシピなども具体的なので、参考にしてしまえる。それと、自分でできるヒーリング手法もいろいろ教えてくれるので、なかなか実用的でもある。

やはり中心的には過去生の体験と今生でのテーマとの関連がよくわかるような事例の紹介。
こういうのは日本で紹介されたのはエドガー・ケイシー本とかがたぶん最初の方で、もう数十年前からあるはずだが、マンガで、ここまでディープにわかりやすく描いているというのはないな~

私が思うに、スピリチュアルというのはまず「自分の根源と宇宙の根源は『光』である」という認識が第一のものとしてあると思うが、その次の段階として「人間は転生を通じて学びを深めていくものである」という理解があると思う。そしてまたそこから「人類・地球全体もまたそのように徐々に光に向かっていくものである」という理解がある。それはつまり「すべてはある神的な計画の中にある」という理解にもなる。そこまでで一つの霊的世界観として完成すると思う。これが、シュタイナーも予想したような、東西霊性の統合による統一的ヴィジョンなのだろう。キリスト教と仏教との高度の統合だと思う。

世の中には、第一の「根源は光である」というヴィジョンはわかるが、第二の「転生を通じての学び」というヴィジョンには抵抗があって入っていけないという人もあるので、啓子センセイやこのマンガのようなものが存在するのは重要な意味がある。シュタイナーも「人智学のもっとも重要な意味は、現代人に転生ということを理解させることである」と言っている。

ところで、このマンガ、むかし「神澤美香」版で出ていたらしいが、その時のと同じなんでしょうか? なんだか、割愛された話があるかもな・・という気がする。
でもこのマンガのセンセイは、著書から受けるのとはちょっとエネルギーが違うような気もする。そのへんはやはり、創作物には違いないということなのか・・コトダマということか、やっぱり「越智啓子」というよりは「神澤美香」って感じがするのは面白い。

425772322Xサイキック・ドクター越智啓子の不思議クリニック (1)
越智 啓子 森村 真琴 堆木 庸
朝日ソノラマ 2005-11

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2006.09.17

ヒーリングの価格設定

エネルギーも安定してきたので、そろそろ伝授を始めてもいいかなと思うが、報酬の設定というのは悩むところである。

スピリチュアルなことでお金を取ってはいけない、という考え方もあるが、一方、エネルギーそのものは天から来るものであっても、肉体をそこで媒介とする以上「肉体使用料」というべきものを適正な価格払うということには、双方に負担を残さないことにもなる。

私の知人がこんな文章を書いているが

http://www.bekkoame.ne.jp/ha/ruciel/money.html

いちおう、妥当な見解だと思うのでこういう問題を考える人には一読をすすめている。
ヒーリングは無料にやるに決まっている、金を取るやつはだめだという考えは、物質界に生きるということを少しアマク考えている可能性があると思う。無料でやりたければやればいいのであって、人のことをあれこれ言う必要があるのかどうか。

ただ、「適切な肉体使用料」というのはいいとしても、何をもって「適切」とするのかというのがまた、むずかしい。
つまりそれは、そのヒーラーより高度の霊的な理解力を持っていない限り、的確な判断はできないはずなのである。

スピリチュアルな仕事でなければ、講演一回が100万円以上なんて人はたくさんいるわけなので、これは要するに単に市場原理である。その値段で買いたければ買えばいい、それだけだという話だ。

無料でやることになったらどういう結果になるかということも現実的に考えつつ、もっともそのエネルギーがピュアに保てるシステムはどのようなものか、という原則で考えていくのがもっとも妥当だと思う。いくら、という問題はいちばん重要なことではない。レベルを保つにはどうしたらいいかという問題なのだ。それが最優先されるべきなのである。そのためのコスト計算である。それが100万円必要ならそれが妥当なのである。金額の問題ではない。安ければいいというのも物質主義だ。金額の高低だけを基準にする考え方がおかしい。

ただ現実には「これはいくらなら売れるか」という市場原理的な発想をする団体などがあることも事実ではある。

とりあえず私自身の結論だと、本業以外としてやろうという場合は、その本業での時給と拘束時間、それによる肉体の消耗度などから算出するのが妥当ではないかと思われる。こうしてみると私の場合は「相場」の半分以下になることはたしかである。ただしこれは私の考えであって、みなそうすべきだということを言っているのではない。適正な価格を考えることも修行の一つであり、自分で決めることだ。

休み終了

かなり中断していた。夏休みがあるのは、毎年恒例ではないかと思うが・・
ネットというものも時々休んだほうがいいと思われる。読まれるということはある程度のエネルギーを受けるということでもある。

とりあえず、そろそろ再開か~ ということで。

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