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タロット本の話

アマゾンからのDMで、ジョアン・バニングさんの「ラーニング・ザ・タロット」の日本語版が出たことを知った。

前から書いているが、日本語ではタロットについてはろくな本がなく、霊的な深みをもつようなタロット解説書はもっぱら英語本に頼っていた。その中でもいちばんスタンダードでわかりやすく、私がもっとも参考にしている本がこのバニングさんの本である。これが訳されると、ようやく日本のタロット本も洋書と同じレベルに少しだけ近づいたことになる。はっきり言って鏡リュウジのタロット本なんか買う必要ない。迷わずこのバニングさんの本にすべきである。

なお、私は日本語版を実際に見ているわけではないので、英語版とまったく同じなのか、翻訳は読みやすいのかということにはコメントできない。英語版は同じ内容のものがすべてWEBにアップされているので、Learning, Tarotで検索すればすぐわかる。それと、この本は基本的にケルト十字法にしぼって解説されている。私はケルト十字法を使わないのだが、カードの解説だけでも十分役立つ。使われているカードは標準的なライダー=ウェイトである。

またまた、「えっ、あなたはタロットを『信じて』いるんですか?」などという質問に答えるのは面倒なので、過去ログをあたっていただきたい。基本的に私は占いについて「宇宙との戯れ+カウンセリング」であるという理解に立っている。この記事のカテゴリーを「ヒーリング」にしたのもその意味だ。ユング派分析家が易やタロットを使うのとちょっと似ている。あたる・あたらないではなくて、効くか効かないか、という評価基準である。なお、占星術については評価を保留していることも書き添えておく。それは、私には「使い方」がよくわからないということかもしれないが。

4903186466ラーニング・ザ・タロット―タロット・マスターになるための18のレッスン
ジョアン・バニング 伊泉 龍一
駒草出版 2007-08


それと、こういうのも出ているみたいなんだが、見たことがない。どうなんでしょう? 値段的に、私が買うのはちょっとありえないのだけど・・ 伊泉さんの『タロット大全』はいまいちだったんだが・・ ただ、上のバニング本が属している、「現代英語圏での精神世界系タロット解釈」の成立については、『タロット大全』を読むと理解できるだろう。

4916217551完全マスタータロット占術大全
伊泉 龍一
説話社 2007-04

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ヒーリング」カテゴリの記事

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