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激烈なるチャクラ覚醒体験記

この前、激烈な体験記を紹介したが、もう一つ激烈といえば、これかなあ・・

4774506508天啓気療―病を改善し、魂を救済する、自然法則に基づいた愛のヒーリング
北沢 勇人
現代書林 2005-01

クンダリニー・チャクラ覚醒体験記である。クンダリニー・チャクラ覚醒ということでいえば、このほかに日本語で読めるものは、本山博師のものである。北沢氏と本山氏の体験を比較すると、かなり類似点が見出される。それから翻訳物では、ゴーピ・クリシュナのものがあったと思う。クリシュナさんのは、かなり危ない体験であった。

英語では、グリーンウェルによる、クンダリニー覚醒をスピリチュアル・エマージェンシーという観点からまとめた本がある。これは特別に修行などしていなくて、自然に覚醒が始まってしまった人の体験がむしろ中心である。こちらはSEの文献としては古典的なものとされている。

クンダリニー覚醒には非常な危険が伴うことはご承知の通りで、「ちゃんとした師」につくことが推奨されるのも、「いざというとき」に対応できる能力がある人は、限られるからである。万々が一、クンダリニーがいきなり暴走し始めて途方に暮れている人がこのページを見ていたら、先に挙げた北沢さん、本山さんは何とかしてくれるかもしれない、との情報を受け取ってもらいたい。その他にもいるのだろうが私は知らない。グリーンウェルもいろいろと対処法を述べているが、結局のところは、自分もその体験をくぐり抜け、ある程度まで達した人でなければ根本的な解決はできないのである。そこまでの人は、なかなかいないものである。

またチャクラ覚醒法というヨーガの技法があって、本山氏が教えているが、正直言うとこれは、よっぽど本山氏に縁のある人でないかぎり、一般の人はあまり近づかない方が無難かもしれない。やはり、危険な行法なのである。いざとなれば会社をやめ、家族を捨てるくらいの覚悟がないと続けられない。もともとこれは、道場で修行する出家者のために作られた行法であって、危険な時期には、道場という物質的な環境と、師匠の霊的な力で保護されるという環境を前提とするからである。

私は、この伝統的なクンダリニー・ヨーガの行法体系は、基本的に現代人には無理だと考えている。エネルギー的にいうと「下から上へ」という方向がどうかと思う。むしろ現代では「上から下へ」という流れを基本としたほうが危険が少ないのではないか。シュリ・オーロビンドも、上から下への方向を推奨していた(内藤景代氏も)。もちろん本山氏も、第一・第二と同時に第六(第三の眼)のチャクラを目覚めさせないと危ない、ということは言っていて、バランスを考えた教え方にはなってはいる。しかし、クンダリニーを動かして上へ突き抜かせるという基本は同じだし、それはよほどの覚悟がないとできないということは事実である。

北沢氏は、瞑想のやり方として、頭の上方からエネルギーが降りてくるようなイメージの方法をすすめているが、私もそちらの方が普通の人にはよいように思う。これには更に理由があって、現在、このように上方から降りてくるエネルギーが、十数年前に比べて格段に拡大しているという状況があるらしいということもある。クンダリニーの覚醒というのは、重力離脱のためのロケットを点火させるということだが、今ではむしろ、上方から引き上げる力が増しているので、それに乗っていく方がずっと楽だし、危なくないのではないか、などとも思う。そういう過激なやり方が必要だったのは、それだけ「離脱」のためのエネルギーが必要だったという地球の状況があったからで、今はその地球のエネルギー状態が変化していて、そこまでの大きなロケットは必要としなくなっている、という見方はできないものであろうか。

ともあれ、北沢さんの本は「資料」としてお読みください。

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