年末のつぶやき
イアンブリコス(新プラトン主義の思想家)の研究書に、「イアンブリコスは、当時の(ローマ時代)の民衆宗教をプラトン主義化した」という位置づけがなされていたが・・
私が現在やっているというか、やろうとしていることも、現在の民衆レベル(つまりアカデミックではなく、メジャーな宗教ともかかわりがない)の宗教的イデーを、思想的に表現するというようなことかもしれない。べつにそれが「役割」とか思っているわけでもなく、ただまあ、何もしないのもひまだし、そういうことでもやるか・・というか(笑)
もっとも、人生の主要なエネルギーは、地球圏を最終的に離脱し、より宇宙の中心部へ移行することへ向かうのを基本としているので、思想関係の仕事は、私にとって中心的な意味はもっていない。
思想のための思想ではなく、生きるための思想である。思想は生きることに従属する。

