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霊感商法に思う

警察の偉い人が霊感商法に関与したということが問題となっているが・・「霊感商法」というのはなかなか詐欺としての立件がむずかしいと聞く。「だますつもりがあった」ということを証明しなければならないからだ。

実際、当人たちは本当に霊的な効果があると思っていたという場合は、刑事事件にはできない。霊的な行為をしたりグッズを売ったりでお金をもらうために、効果があることを科学的に証明しなければならない、というわけではないからだ。「病気が治る」と言えば医師法にひっかかるが、霊的な効果をうたうばあいには何もひっかからない。それを規制すれば、神社でお守りを売ることもいけないことになってしまう。霊的な商売が、本物かどうかという判断を警察や行政が行う、ということになってはまずいだろう。だからその方法自体が効果があるかという問題ではなく、あくまで「だますつもりだった」ということが立証されねばならないわけである。だから原則的には、こういう摘発は明らかな詐欺以外の何ものでもないケースに限定すべきだろう。

しかし、こういう被害に遭うというのは、だまされた人にも責任があることはもちろんである。そもそも、偽物を本物と思ってしまったのは自分の霊的判断力(サニワ力)が低かったということになる。サニワ力を高めるにはどうしたらいいかというと、それは端的には「よい波動のもの」にたくさん触れるしかない。そうすれば変なものは自然と「違う」ということがわかるはずである。べつにむずかしいことはない。骨董品の鑑定と同様である。だから定評のある聖地へ行くとか、霊的書物を読むとか、そういう体験を重ねれば自然とわかるようになる。

また、もっと簡単なのは「相場を調べる」ことである。今回のように、何百万、何千万という金額はありえないので、それが本物と信じるのはよほどこの「業界」に無知なのである。ネットでいろいろ調べてみれば、だいたいここらからこのへんまで、という「相場」はわかるのだ。相場の百倍以上も値段がするものなんて、おかしいに決まっているのである。本物は「適正価格」の範囲内で商売をしているはずである。こんな簡単な見分け方があるのだから、もっと調べたらいい。(ただ、適正価格だからといって本物とは限らない。それはあくまで必要条件で、十分条件ではない)

神社のお守りは数百円で売られている。もしそれが「特別なものだから五百万ですよ」と言われれば、ちょっとおかしいと思うのがふつうである。そういう単純なことである。

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