これでいいのだ
用事があって何かのお店に入ったときに、テレビがついていることがあって、時々「天才バカボン」をやっているのに出くわすのである。
それにしても、あのテーマソングは、何ともインパクトのある言葉が並んでいるな、と思う。
これでいいのだの連呼である。すごいですね~このバカボンのパパの「これでいいのだ」は。私はこれを、「宇宙の全肯定」と呼びたい。いかなることがあろうとも、最後に「これでいいのだ」と断言するということ。何があっても、またまったく理由もなく、論理もなく、ただ、「これでいいのだ」と断言する。・・このセンスが、なかなかいけてます。
そして、元祖天才バカボンのパパだから、パパなのだも、圧倒されますね~ 私はこれを「究極的な自同律の強靱さ」と呼んでおこう。まったく何の理由も論理も提示されず、ただそのように断言するというセンスがまたひじょうにすばらしいのである。これを言い換えてみよう。「私は私だから、私なのだ」である。なんという強靱なる言葉ではないか・・
さて、この記事は、もちろん、へりくつである。しかし、これでいいのである(笑)