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『スピリチュアル哲学入門』について

というわけで、『スピリチュアル哲学入門』・・ これに何か、サブタイトルをつけてくれということである。さてどうすればいいのか?

スピリチュアルといっても、もちろん、今の日本で特定の霊能者をめぐって使われているような意味ではない。スピリチュアルとは「スピリット」の形容詞形であり、スピリットというのは「宇宙根源」のことである。その根源は、生命エネルギーの源であり、そこから発せられる「生命のスパーク」は、spiritus と言われていた。これは中国で言う「気」のような、宇宙生命エネルギーである。つまり、スピリットというのは「存在をもたらす宇宙根源」をさしており、そういう根源を見据えつつ宇宙を考えていくことを「スピリチュアル哲学」と呼ぶのである。私は、一時の流行でことばを使っているわけではない。ただ、江原ブームで「スピリチュアル」を知ったという人々にも、それが深く伝統哲学に伝わる「叡知探求の歴史」に連なっており、けっして一時の流行で出てきたオカルトではないことは理解してほしい、という意味をも持たせている。

また『魂のロゴス』というのがあるが、あれはタイトルが今ひとつ、わかりにくかった。たしかに、一つの作品として完成した感じになるのだが、反面、この本をどこに置いたらよいのかわからない、という書店側のとまどいもかなりあったらしい。副題に「宇宙と叡知をめぐる対話」などとついているが、これが哲学に関する本だと思いつく人はあまりなく、ある書店ではUFO関係のトンデモ本の隣に置かれていたのを目撃してしまったのである(笑)

というか、この本が出た2003年時点では――もう5年になるわけだが――いわゆる「精神世界」というジャンルが、知らない人には一種の「オカルト」と同一視され、「魂レベルの探求」にフォーカスを当てた本と、UFOやら超能力に対する好奇心を刺激させるオカルト系の本との区別があまりされていなかった(セブンアンドワイというネット書店の分類はいまだにそうなっている。これに対してアマゾンでは、思想系のカテゴリーにも入るようになってきた)。その後の江原ブームは、スピリチュアルというのは「魂を視野に入れた生き方」に関連しているものらしい、という認識はたしかに広めてくれたところがある。それは、2003年当時はなかったものである。また、坂本さんのブレイクもなかったのである。その後5年の環境変化もまた、かなり劇的ではあった。

上に述べたような意味での「スピリチュアル」「スピリット」を考えることは、本来的な哲学の目的でもあろうと思うが、現在までのところ、それを正面に据えたものはない。知的な試みとしてはトランスパーソナル系のものがあるわけだが、いささか、心理学に偏りすぎであって哲学的なアプローチに乏しかったと思う。そういう意味で、「スピリチュアル」と「哲学」を同時にタイトルに持つ本を、ここで出してみようということである。

さて、サブタイトルは・・

「魂の目覚めへむかって」 「魂と宇宙の根源をめぐる対話」・・ う~ん、むずかしい・・

なお、表紙装丁は、『魂のロゴス』と同じ路線・・というか、基本デザインが同じで、写真を変えたものになる。

このデザイン会社は、業界ではけっこう名が知られているらしいが・・結局のところ、エネルギー的には、たしかにこのデザインがいちばん合っているということは否定できないようである。似たデザインになるのは、コストダウンのためだけではない(笑)

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