香功のすすめ
本格的に気功に入門するには『気功革命』がよいという話は何度か書いたけれども、もっと手軽に気の世界に入るには、「香功」の方がいいかもしれない。(「しゃんごん」と読む)
というのは、意念や呼吸法を使わず、ただ手を振る(中級功では腰も)というシンプルなものでありながら、なかなか気感がはっきりと出てくるものだからだ。その起源は謎めいているが、きわめて効果の高い功法である。気功が初めての人が取り組むには最適のものの一つであろう。
私はもう15年前くらい、NHKの教育テレビで「気功専科」という番組があり、津村喬がやっていたのを見て覚えたのだった。その時のテキストもまだ保存してある。
最近ではこういうテキストが出ていた。
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からだに優しいかんたん気功 香功 仲里 誠毅 荒地出版社 2007-09 |
功法の説明はもう少し詳しい方がいいかなあ。動作自体は、実際にやっているのを見ればきわめて簡単なのだが、本を見てやるとなるとちょっとどうか。そのためにDVDも出ているけれど。
| 中国芳香智悟気功香功初級功[DVD] ビーエービージャパン 2005-01 |
これを見るとすごく簡単にできるが、これに投資するかどうかですね・・ もっとも、『気功革命』の実演DVDが9000円もすることを思えば高くはない・・?
というわけで、ちょっと思い立って、しばらく香功を毎日やってみることにした。
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