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中村雅彦『祈りの力』

中村さんの新刊を読んだ。

なかなか読みやすい。まとまっていると思うので、読む価値がある。

で、私はかなり稲荷神のエネルギーを感じた。それは、前著の『祈りの研究』ほどではないが。前のは、これが出るについては稲荷神のご意向がかなり働いたな、と思うに十分な感じだ。中村さんについては、さすがシュラバをくぐってきたというか、そういう迫力はあり、ぎりぎり追いつめられたときは気力の勝負だとか、そういう記述にはリアリティがある。なんというか、これは、学者が拝み屋もやっているというよりは、拝み屋の人が知性を身につけて本を書いた、というほうに近い内容であるように感じる。

稲荷神のエネルギーというのは、『日本の神様カード』を見るとわかる。このカードの絵はポップであるが、ふしぎなほどその神様のエネルギーを表現しているので、この稲荷神のカードを見ると「まさに!」という感じである。基本的に中村さんにはこのエネルギーがある。ということなので、それが合うか合わないかということはある。

また、『祈りの研究』の方に書かれていた稲荷系の真言など、取扱注意と書いてあるが、それは本当なので、くれぐれも安易な気持ちで始めないことをおすすめしたい。

『祈りの力』の方では、スピリチュアルにもいろいろ変なのがあるということで、ネットカルトの話も出ている。そういうのは話だけ聞くといいことを言っているように見えるが、実は批判者に対して呪詛攻撃をしているとか、そういう話が書いてある。話の外面だけではなく、そのエネルギー的な高さということまでわからないとだめだな、と思わせる。

そのために、伝統霊性の勉強をすすめている。私の書いていることは、伝統霊性のエッセンスをまとまった形で提示することなので、そういうふうに話がつながるかもしれない(笑)

これは公式ブログなので、「稲荷神のエネルギー」とか、そういう言い方ばっかりじゃな~ と思わないでもないが、それをいちばん感じたので正直に書くことにする(^^;  それを批判しているわけではないので、くれぐれも誤解ないように。

私とは少し住む世界が違うと思うが、中村さんは今の世にたしかにある役割を与えられている人だ・・というふうに思っているので、それはここで書いておこう。なお、根拠のないネットの書き込みを盲信して、変なことを信じこんだ人は、一つ猛省してもらいたいと思う(意味のわからない人はスルーしてほしい)。

最後は「大きな祈り」で終わるし、霊性の基本はおさえられていると思う。

4492222960 祈りの力―願望実現へのアプローチ
中村 雅彦
東洋経済新報社 2009-02-06

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