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霊的感覚

というわけで・・ ビザンチンの伝統(中世ラテン世界も、ある程度そうだと思うが)の霊的哲学で重要なのは、そこに霊的感覚が入っているかということである。それは全人的でなければならず(玉城先生の言う「全人格的思惟」である)、けっして知識を表面的に追うものであってはならない。霊的な思想を語るには、霊的感覚についてある程度知っていることが必要だ。そう考えるということ自体が、近代的な学問原理に対してノーを言うことを意味している。霊的感覚というのは、微細なエネルギーの感じわけということでもある。

まあ、それが私の言う意味での「さにわ」である。表面的には同じことを言っていても、そこに入っているエネルギーは異なることを感じ分けることでもある。簡単な例でいえば、スピリチュアルについていかに雄弁に語っているようであっても、ある、エネルギーに問題のある本をよいと言っているようなところは、微細な感じ分けがわからない人なのだなと判断したりする。しかしそういうのも、ある意味では、ある人々にとっては必要ではあるのだろう。――これは公式ブログであるので、奥歯に物が挟まった言い方になってしまうな(笑) 

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