「気」の入門書
次の私の本では、「気」ないしは微細エネルギー(生命エネルギー)という視点から宇宙構造を考え、それに見合ったワークのあり方というような問題を考えたいと思う。今年半ばまでには発刊したい。
さて、それに関連して、「気」についての概説書として、現在の時点では次のものをおすすめしたい。
図解雑学 気の科学 (図解雑学シリーズ) 佐々木 茂美 ナツメ社 2003-04 |
バランスの取れている良書である。佐々木氏はこの分野では第一人者である。
アマゾンレビューでは、何の根拠も示さずに悪罵・中傷をする発言が見られる。昔はアマゾンは、投稿するレビューをいちいちチェックしていたようで、送信してから数日かかって掲載されることが多かったが、いまでは送信した瞬間に掲載される。つまり実質的にはチェックせず、見た人が苦情を言ってきたものについてのみ審査するという体勢である。レビューの下段についている「報告する」というリンクをクリックすると「このレビューはガイドラインに違反しているのではないか」という意志を伝えることができる。こういう機能を活用しないとアマゾンを利用した「荒らし」や特定個人への攻撃が可能になってしまいかねない。現にそういう、レビュー欄の「炎上」もときどきあるが、アマゾンはそれにしっかりと対処しているとはいいがたい。アマゾンレビューも危ういなと思わせる。書いている人の知性や情報の信頼性を十分に吟味する必要があるのは、ネット全般に言えることである。
と、それは横道であるが、佐々木氏の次の本では、もう少し具体的なワークのことも書いてある。
図解 誰でもできる「気」のつくり方・高め方 佐々木 茂美 ゴマブックス 2006-04-24 |
こちらは前にゴマブックスの新書で出ていたものを再版したものらしい。これも「気」について現在言われていることがだいたい概観できるので、「気」に興味のある人は読んでおいて損はないものである。
改めて言うまでもないが、私が本を推薦しているからといって、そこに書いてあることが100%正しいと私が太鼓判を押したということではない。あくまで自分で吟味していただきたい。