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メディアリテラシーその2

内憂外患のサイトでは、田中良紹氏は国策捜査説を取っている。

また、山口一臣氏は次のように書いている

いまここで、民主党の小沢一郎代表の秘書を逮捕することが、
どの程度、国民の利益になるのか。
国民がこれだけ日々の暮らしに苦労しているご時世ですから、
検察庁といえども、費用対効果について、
きちんと説明する義務があると思います。

これももっともな意見だろう。

国策捜査でないとしたら、特捜は自分がこれだけの権力を持っている、ということに酔っているのか・・ 山口さんは、国策捜査というより、その動機はもっとくだらないものだったのではないか、と言っているのだが・・

別の記事で、田中氏が書いているが、こういう政治資金に関する法律は、完全に守ることが困難な法律で、自動車の最高速度は60キロで走れというのと似ているのだという。みなそれを守っていないが、警察はほとんどつかまえない。しかし、たまに捕まえる。つまり、みんなが守れない法律を作っているということは、つかまえるかつかまえないかということを、警察や検察という官僚が自由に決められるということで、彼らに絶対的な権力を持たせることにつながる。だからこういう法律は官僚支配のためのものだ、という趣旨である。なるほどなあ、と思った。なかなか勉強になります。

ただ、今回の小沢氏秘書は、規正法に従って適正に記載している。会社からの献金だったら政党支部で受け取ればいいという小沢代表の説明はその通りなので、規正法というものを知っていればこの説明でおかしいことはないのだ。問題は西松のダミー団体だったという事実を認識して、共謀していたかということである。そのように西松は言っているぞ、という検察からのリークがメディアに流れている、という状況である。

政治の世界というのは、人間世界というものを理解する上ではとてもよい教材である。人間の闇とか悪を熟知しつつ、冷徹に状況を判断しつつ、しかし自分の理想を実現しようとするときにいろいろなドラマが生まれる。それを佐藤優の『国家の罠』を読んで感じた。私もどちらかといえば世間から外れている人間であるから、こういう世界のことをたまに見聞するのもよい勉強になるのである。

ということなので、ここでは、ある特定の政治的立場を表明しようというわけではない。私は政治の世界を、人間世界について学ぶための教材としてとらえているところがあるのだ。

「衝撃の事実」の話はまだ今度(笑)

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