レイキの遠隔アチューンメント
レイキは私のスピリチュアルワークの原点である。正確に言うと、1980年代に「気ブーム」があって、そこで気功と接したのが始まりで、太極拳などもやった。90年代はヨーガを多少やっていた。レイキと出会ったのは2000年ころだが、その時はまだあまりぴんと来ていなかった。2006年に地元のティーチャーからレイキを受けて、そこからエネルギーがわかるようになり、それ以降、いろいろなワークが発展してきた。レイキティーチャーになり、人に教えるうち、高次元のエネルギーが来ているときに高次元からメッセージを受け取ることもできるようになった。
そういうわけでレイキを教えることは好きなのだが、レイキのアチューンメントは対面に限られている。通信伝授はしないことになっている。いま、ネットでやっている人もいるが、それはあくまでその人の判断で、臼井レイキは対面が原則である。
と、そのように土居裕さんも書いている。その通りであると思っていたが、スカイプという通信手段ができて、その状況も変わってきたかもしれない、と思う。
土居さんが「通信伝授は本来ない」と言っているのは、普通の通信教育のように、テキストを送ってきて、Q&A、そして遠隔アチューンメントという手順のことを言っている。だが、スカイプでカメラをつけてやれば、かなり対面と近い状況が出現する。20世紀には夢のようであった「テレビ電話」である。これで、遠隔地にいてもかなり対面と近い状況が作り出せるようになってきた。
そこで、いま、スカイプでレイキセミナーをすることをモニターしている。うまくいえば、来年には提供できるようになるだろう。
大都市を除けば、まだまだレイキを受ける機会は限られている。また近くにいるティーチャーと必ずしも波動が合うとは限らないだろう。レイキティーチャーといっても、自分でシンボルのエネルギーの違いを感じ分けることができないような「なんちゃってティーチャー」もけっして少なくないのである。だから、物質的制約をテクノロジーで超越できればそれに超したことはない。