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2010.12.23

タロットカードとオラクルカード

最近、タロットをやっていて感じるところがあったんですが・・・

タロットというのは、「その人のエネルギー状態を正確に映し出すレントゲン写真みたいなもの」という印象を持ちました。つまり、かなり「ずばっ」と来るわけです。そのために、大アルカナの「塔」や「死」だの、剣の9や10など、いわゆる「きついカード」があります。きついといってもそれは日常的なエゴの立場からいえばしんどいのであって、魂次元からすればべつに悪ではないのですが。むしろ次に進むための重要なステップだったりもします。

ですのでタロットは「リーディング」のワザであって、「ヒーリング」、癒しのツールではないなあ、ということです。ですから、実際につらい状況にあると厳しいカードが出やすいですが、そういう状況が目の前にびしっと出てしまうと、しんどいということもあります。そこでつらい感情が刺激されてどうにもならなくなってしまうというケースもあります。そういう場合は、まだ自分がつらい状況にいるということ自体を直視できるだけの力がないということなので、こういう状況の人はもしかするとタロットリーディングは向いていないのかもしれません。状況をびしっと見るよりもまずはヒーリングだということになります。タロットに「癒し」を求めると間違うということがあるのです。タロットはリーディングのツール、つまり、自分がどういう状況にあるかを確かめたいときに使うものなのです。

ですから、癒しを求めたい人には、タロットを使わず、天使などのオラクルカードがいいと思います。これにはきついカードは含まれていません。

場合により、タロットとオラクルカードの使い分けをするのがいいみたいですね。タロットで状況を診断した後、ではどういう癒しが可能なのかをオラクルで見る、というふうに併用する使い方も考えられると思います。

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