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意識を変えれば現実は変わる

またまたウェイン・ダイアーの本である。

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9日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる―自分の小さな「現実」から飛び出しなさい!
ウエイン・W. ダイアー Wayne W. Dyer
三笠書房 2009-03

これは山川夫妻の翻訳! なので、なかなか強力なコンビである。

書いてあることは、最近、よく目にすることであるけれども、問題はいま、それが新しいとか、独創的だということではなくて、もう頭ではわかっているものを、完全に無意識レベルから本当にわかってそれで生きていくことができるか、というレベルになっている。英語なんかでも文法や単語の知識はあるが実際に話せるか、というようなものである。そのように「できるのか」というレベルで、この考え方を自分で実行する、という段階に来ているのだ。

その意味で、何冊も同じような本を読んでもいいのである。モーツァルトやバッハだって、どの曲もだいたい似たようなものなのだが、それでも次々といろんな曲を聴いてあきることはない。そういうつもりでこの手の本をハシゴすると、だんだん無意識レベルにまで定着してくるのである。

この考え方のポイントを整理すると

●すべては霊的なエネルギーからできている。

●このエネルギーは物質のもとであると同時に意識のもとである。

●私たちも霊的なエネルギーを本質としており、その「意識」としての性質で思い描くとおりに物質的現実を創造している。

●したがって、意識を変容させればどのような現実でも作り出すことは可能である。

●万物の源である霊的なエネルギーそのものとつながっているときに、無限の豊かさを得ることができる。

こういうことになる。ダイアーの前の『引き寄せ』の本にしてもすべてこういうことを述べている。

ここで、私が自分の方法論としている「エネルギーワーク」との関連について書いておきたい。

エネルギーワークとは、簡単に言えば上に上げた中の「万物の源である霊的エネルギーとつながる」という状態を作るための方便である、と言える。

霊的エネルギー、言い方をかえれば高次元エネルギーは、その本質は意識である(高次元意識、超意識といってもいいが)。その意識エネルギーと私たち自身の意識エネルギーを同調させ共鳴させることが目標となる。

そのためには意識を高いところに置き、低次の自己(エゴ)の低波動のエネルギーに邪魔されないようになることが必要である。そして意識を高次元と同調させるには、そのようなことが自分には可能であると「意識を設定する」、つまり「信じる」ことが早い道なのである。アチューンメントとは、このように「意識を設定する」行為であるといえる。

これはある意味で、意識の設定によって「新しい現実を創造する」ことなのである。つまり、「高次元エネルギーを同調することなどない」という現実から、「そういうこともありうる現実」にシフトするということである。現実のバージョンを更新するのである。意識が切り替わったので、その新しい意識に対応した現実が作られたのである。

スプーン曲げだって、一度できるという経験をすれば、「そんなことはできるわけがないという現実」から「そういうことも可能である現実」にシフトしたわけである。

つまりは、意識の状態と現実は対応するという原則が本当にわかっていれば、全部その応用で理解できるのだ。

多くの場合、「常識」にしばられているので、その「常識」の示している現実が唯一の「客観的な現実」のように感じられてしまう。しかし、常識とは集合意識のことである。そのように考える人が多いので、一種の引力圏が作られていて、そこにはまってしまうとそれしか現実がありえないように感じてしまう。だから一度は、集合意識から離脱してみることが大切だ。たとえばアチューンメントを受けるというのは、その儀式的な行為という形で、新しい現実にシフトするという感覚を強く与えることができるのである。

こういう意味で、意識の変容によって現実を変える経験ができるというのがエネルギーワークの一つの効用である。もちろん瞑想などによっても同じことを達成することはできるが。

ということなので、たとえばレイキのアチューンメントを受けても、エネルギーを感じるようにはならなかった・・・というのは、どこかうまく成功していないところがあると言える。しっかりと、自分の現実が確かに変わったという実感を得ないと、ワークとして成功したとは言えないのである。アチューンメントによって何か新しい現実ができあがったという実感をつかむまでに指導しないと、ティーチャーの役割としては十分とはいえない。その意味で、多くのレイキ講習には不十分なところがあると思う。

なお、ダイアーの『引き寄せの法則』原本、The Power of Intention のオーディオブックをダウンロードして、著者による朗読を聞いた。やはり、英語というのはアルファベットが並んでいるのを読むより、耳で聞いた方がわかりやすいようにできている。これでますます、定着が進んだようだ(^^)

みなさんも、「もうわかった」などと言わず、「定着」をめざしてみてはいかがだろうか。

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