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また一つの神学入門――プレモダンからの視点

佐藤優の神学について、自分の考えとは違うということをあれこれ書いてきたが、もともと、神学に唯一の答えはないし、いろいろな立場があるのは当然なので、どれが間違っているとか、そういう話ではない。そういう前提の上で書いているわけである。

しかし、あれだけが神学だと思ってもらってはいけないと思うので、私の立場から、「神について考えるとはどういうことか」というテーマへの入門書として、一冊、あげさせてもらう。

4423301121問題としての神―経験・存在・神 (長崎純心レクチャーズ)
稲垣 良典
創文社 2002-03

稲垣氏はトマス・アクィナス研究の大御所である。私が最初に、中世において理性と信仰の「布置」が異なることを教えてもらったのは稲垣氏の著書からである。「カトリックはプレモダンの世界観だから近代人は信じられない」というのは本当かどうか、自分で確かめてみるといいと思う。

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