« ブッダはそこに坐っているだけで・・ | Main | RDG完読 »

『RDGレッドデータガール』がけっこう怖い

ふとしたきっかけから、荻原規子のファンタジー小説、『RDGレッドデータガール』を読み始めてしまった。全部で六巻。第四巻まで来た。荻原規子というのは、上橋菜穂子とならんで、日本を代表するファンタジー小説家である。

この話は、特殊な霊的能力を潜在的に持っている少女が、自分の力に徐々に目覚め、成長していく・・・と簡単に言えばそれだけであるが、いきなり玉置神社から始まるのはマニアックだ(小説中では玉倉神社という名前になっているが)。

しかしこのお話、けっこう怖いんですけど・・(^_^; ハリーポッターだって、言ってみれば呪術合戦のお話なのだが、それとはまったく違って、この小説の、奇妙な、背筋に何かが走る感覚は何だろう? こういうことを、まったく絵空事だと思っている人は、空想小説として楽しむだけかもしれないが、そもそもいきなり玉置神社から始まるのって、それがどういうところかわかっている人は、もうそれだけでもガーンと一撃くらうわけで、そこから、どうもあまりにリアルすぎて、ちょっと怖くなってくるのであります(笑) 特に、呪術がかかって現実が変わってしまうところの描写とかが、そこから出てくるエネルギーが、かなりリアル・・ まあ、そういう世界が本当にあると思っているか、いないかで、だいぶ受け取り方は違うのだろう。しかし、この著者にはそもそもかなり霊感体質があると感じた。実際にそういうことをしないのかもしれないが、エネルギー的にリアルなので・・ この感じを昔あったなと思ったら、思い出した。岡野玲子の漫画版「陰陽師」だ。あれととてもよく似ている(「陰陽師」は、私の『叡智のための哲学』の枕に使わせて頂いた)。この小説の内容も、だいたいあんな世界だと思えばいいだろう。

「こっちの現実に来たら、自分にそれができると100%確信することが大事なんだ」とか、「なんでそんなことがわかっているの?」と思った。

面白いのだけど、あまり、こっちの世界に関わりたくないし、こういう小説読んでいると、波動が合ってしまって、自分の現実にこの手のものが近づいてしまうかもしれない、とリアルに不安になる私というのはいったいなんであろうか・・(笑)

「はじめてのお使い」とか、かなり少女小説っぽいが、だまされてはいけませんよ。

(注:ここでは、エネルギー的にリアルと言っているのであって、実際に小説に書いている事件などは、必ずしもみながリアルということではない。念のため)

4043944403RDGレッドデータガール はじめてのお使い (角川文庫)
荻原 規子 酒井 駒子
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-06-23

by G-Tools

« ブッダはそこに坐っているだけで・・ | Main | RDG完読 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

September 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ