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欅坂46「世界には愛しかない」の神MVについて

YouTube講座の方は、着々と準備を進めております。まもなく提供開始となります。

さて、今回紹介したいのは、最近見つけた「神ビデオ」である。
それは、欅坂46の「世界には愛しかない」だ。(欅坂46というのは、2015年にスタートした、乃木坂46の妹分のグループである。この曲は2番目のシングルである)
まずタイトル、つまりそれは最も表現したいポイントということだが、それがど真ん中直球ではないか。
昔、「世界の中心で愛を叫ぶ」という、タイトルの良さで売れた小説や映画があったが(小説はあまりたいしたことないが、長澤まさみ主演の映画はよかった)、今回はそれを上回る。
歌詞がほんとにいい。しかも曲も、映像も、欅坂の女の子たちもすべてがパーフェクトな作品ではないか。
正直、「世界自体のレベルが上がっている」ことを実感する経験だった。
というのは、精神的探求を始めてから二十数年になるわけだが、結局のところ、「世界には愛しかない」ということが本当にわかるということが唯一の問題で、それがある程度わかれば、少なくとも人間として生まれたことの意義のかなりの部分は達成したことになる、と思うにいたっている。これは20年かけてわかったことだからそれなりに「重み」はあるのだ。それは真実のすべてではないが、ある重要な一つの段階なのだ。
たとえば1980年代には、この歌詞は人々に理解されなかったと思う。しかし世界のレベルが上がっているので、この若い子たちは、私が20年かけて少しわかったことを、あっという間にわかってしまうのかもしれない。うらやましいことだ。
そして、またわかったことは、「世界には愛しかない、とわかりさえすれば、べつに哲学はいらない」ということだ。いま哲学と言われているものがいかにつまらないものであるか、骨身にしみてわかってきている。今の哲学は、知識人カルチャーという狭い世界の中で、脳に刺激を与えるいわゆる「ブレインキャンディー」に成り下がっているところはないであろうか。
哲学はいらない、とわかったところから哲学を語ったらどうなるだろうか。それが今回のプロジェクトで試みることである。それは私が、哲学をやることを直接の商売とはしていないことの「強み」であるかもしれない。たとえばあるメーカーの会社に勤めている人が、その会社の製品は実は社会に必要ないものだ、とわかってしまったら困りますよね。だから無意識のうちに、それは必要だという前提ですべてを考えるようになるはずだ。そういうバイアスがかかっていることに気づかないものだろう。今の職業的哲学者というのもそれと同じ。
大事なことは、もっと自由に生きてもいいのだということ。自分の現実は自分で創造するのだから。それが、このMVの、特に「風車のシーン」を見ていると感じられる(どういうことか、まあ見てください)。
世界には愛しかない、ということを別の角度から言えば、「愛以外のものは、すべて幻想である」ということ。このことをしんからわかっていますかね?
あらゆる、自分に課している制限は幻想であるということ。
そういうことも、このMVから感じられるのではないだろうか?
そういう意味を込めて、「神MV」と呼ぶのであります(^^)

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