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2017.08.24

身体技法の世界

さて、このところ、また身体技法の世界に興味を持っている。最近有名になっている甲野善紀や、その周辺の本などを研究中。彼のような存在は、中国武術にはたくさんいるのであろうが、日本では貴重な存在である(中国でも最近は表に出にくくなっているが)。

そもそもかの斎藤孝のデビュー作であった本にもあったように、明治以来、日本人の身体感覚は西洋流体育で作り替えられてしまっている。身体感覚とは世界感覚のことでもある。それとは違った身体を思い出すことは、近代を相対化することにもつながる。近代では否定されてきた気の世界なども、身体が変われば当たり前のものとなるのだ。

まだまだ身体の世界はわからないことが多い。私たちが当たり前と思っていた身体の使い方は実は「作られたもの」であり、本当はもっと違うように身体を動かすこともできる。それは、無限の意識が制限されてこの三次元の意識になるということとある程度相関しているのではなかろうか。

これからまた、身体論のことも書いていきたい。

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