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人類意識の変容を促す三本の映画作品

今回のテーマは「人類の意識を変えた映画三本」である。

前の記事であげた、コンタクト関係の映画、特に「コンタクト」と「未知との遭遇」はべつにしておく。

1.2001年宇宙の旅
これは私の人生の中で最も衝撃を受けた作品である。人類の文明というものはどこへ向かっているのか、というテーマを考えるようになったきっかけかもしれない。こういうものとして、小松左京の「神への長い道」などの作品もあったことを思い出す。人類がやがて「開国」をして、次のステージへ向かわねばならないこと、それは意識の変容であるということを、はっきりと印象づける作品であった。
なお、そういう「人類の未来の意識」を表現した、最も古くかつ最も深い作品は、映画ではなく、「ベートーベンの交響曲第五番」ではないか、というのが私の考えである。

2.マトリックス
こちらは人間の持っている「現実」についての観念を変容させる作品である。現実とは夢であり、そこから目覚めるということがある、というコンセプトを人類社会に知らせることになった。東洋哲学の本やノンデュアルの本を読む人の数とは桁が違う。間違いなくこの作品以降、現実というものに関する考え方は変化している。ただしこの作品自体は、若干、グノーシス主義的な現実敵視の思想が見られる。しかし、現実そのものはニュートラルであり、誰かに「見させられて」いるものではない。自分で選んでいるのである。その点は、伝統的な目覚めの哲学からすればバイアスはある。なお、夢と現実というテーマでは「バニラ・スカイ」という作品も印象的であった。(なお、マトリックスの続編はどうでもよい)

3.アバター
ネイティブ文明対近代文明という図式は、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の系統にあるものなのだが、この作品は、そのネイティブ文化に存在した「聖なる意識」の映像化が素晴らしい。全てが一であり生命であるという直観が圧倒的な映像表現で示されている。人類文明の向かう方向がヴィジュアルで示されたということになる。

もし以上三つの中で見てないものがあれば必見である。

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